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ご近所の猫

ご近所の猫ちゃん。
ちゃん付けで呼んだら、怒られるかな?

猫さん、猫さま。

いや、ちゃんと名前があるのだから、名前で呼びましょう。

ミーさん・・・・だったと思うけど、
このまえ飼い主が「きよし」と呼んでいたような気もする。

ちょっと謎めいた猫さんです。

ご近所の猫_a0034225_16332117.jpg


ときおり、わが家の庭にも現れ、ゆったり寝そべっていたり、
カフェの前を素通りしながら、お店の中をチラ見したり。

こっちとしてはけっこう親しみを感じているのですが、
近寄ると、機敏な動きで逃げてしまい、
なかなか心を開いてくれません。

この猫さん、もうすぐ20歳。
人間にしたら約96歳で、猫の寿命の倍を生きているのだそう。
それほど高齢なのに足腰が丈夫で、
いまだに飼い主と追いかけっこをする元気もあり、
近所の駐車場で、お友達の猫と談話したり、
日陰を探してはお昼寝をするなど、
悠々自適な老後を過ごしています。

先月、食が細くなったのを心配した飼い主が病院に連れていったところ、
虫歯が痛くて食べられずにいたのだそう。
抜歯するには麻酔をかけなければならず、
この麻酔が老猫の心臓には負担がかかりすぎる。

「でもね、食べたいもの食べられないのがかわいそう。
覚悟を決めて抜歯してもらうことにしたの」

抜歯ひとつが生死にかかわってくるのだから、
飼い主にしては慎重にならざるを得ない。
でも、慎重すぎる人間の判断が、
ときには言葉を発しない動物にとって耐えがたいストレスにもなることも。
迷った末の決断だったのでしょう。

ミーさん(としておきます)、食べたいもの食べたいよな。
元気になって、食べられるといいな。
隣人の私でさえ、そんな心境です。

さて、そのミーさん、
先日、いつのもようにのらりふらりと駐車場を歩いている姿を発見。
抜歯がうまくいき、食欲も戻ってきたようです。

不快な歯の痛みから解放され、お腹もふくれ、
さぞかしご機嫌! かと思いきや、
いつものように飼い主以外の人には警戒感まるだし。
そばに近寄ることはできても、
手をのばすと慌てて逃げ出してしまいます。
でも、いいの。
元気そうでなによりよ^^


こんな小さな存在でも、飼い主にとって、
「家族」以外何物でもありません。
1日でも長く、1日でも元気な姿で、
飼い主のもとで過ごせることができたらな~。

隣人はそう祈っています。
by viva933 | 2009-06-30 11:53 | 埼玉の暮らし

     毎日、旅気分!         最近はバレエに夢中!


by viva933